今日は午後から昨日確認待ちにしていた新規案件の連絡がありバタバタしてしまった。
その代わりと言ってはなんだが、午前中はそれなりに充実した土曜日になった。
休日らしく、遅くに目覚める。
午前8時起床。
通常より2時間も寝坊したことになる。といっても、実際は午前6時前には一旦起床してしまい、そこからの二度寝なのでぐっすりと寝坊が出来たわけでもない。
いつものように、カロリーオフ豆乳と糖質を抑えたクロワッサンで軽めに朝食を済ませる。
昨日の荒れた天気からは想像も出来ないくらい、素晴らしい快晴の土曜日。
その代わりに半端なく冷たい西風強風である。
その分、雲はちぎれてどこかに吹き飛んでしまっているような快晴。
まずはウォーキングに出発。
鹿島神宮に到着。
事前にSNSでイベント情報を確認していた。
参道入口大鳥居の周辺で屋台などが出ているとのこと。
自分はいつも御手洗池から参拝に伺う方式なのでなかなか行かないエリアでもある。
実は地元の「道の駅いたこ」でも今日と明日イベントが開催されているのだ。
知り合いがイベント参加しているので顔を出しに行こうかと思っていたのだが。
すまない。
週末土曜日ということで、朝早くても天気が良いので人が多いだろう、と思っていたのだが、実際は結構な空き具合だった。個人的にあまり人混みが得意ではないので有り難い。ハレーションが起こるほどの強い日差しの反面、とにかく風が強くて寒かった。
いつものように、淡々とウォーミングアップしつつ歩を進める。
寒い寒いと言ってはいるが、季節は冬であり時期は師走である。寒くて当然なのだ。
それでも、奥参道に入ると山の中はある程度風が遮断されていた。のだが、今季初となる「手のかじかみ」を体験することとなる。
奥参道も混雑なし。
改修中の奥の院も、久しぶりにお参りしていこうと思ったのだが、どういうわけか参拝渋滞が発生していたので断念。現在改修中のため参拝口が狭くなっているので本堂のように縦列参拝がしにくく、それが原因と思われる。この調子でお正月を迎えたらどれだけ渋滞するんだろうかと恐ろしくなる。
奥参道を本堂に向けてあるき出す。
昨晩の悪天が残していった水溜りが、あちらこちらに散見できる。それほど大きな水溜りではないが、ボーッと歩いていると突入しかねない。
入ったとしても、深さはないのでダメージは少ないのだが。
ほどなく本殿到着。
今日も過去一週間無事に過ごせたことへの感謝と、皆さんの健康と安寧を祈る。ここで、確かに撮影したはずの写真がフォルダーのどこにも見当たらないトラブル発生。
自宅に帰ってきて判明したのだが、誰もいなくなった本殿鳥居を正面に撮影した画像がどこにも見当たらない。さすがに真正面からの撮影は神様の怒りを買ったのかどうか。
普段ならここで元来た道を戻って終了、となるのだが、今日はSNSで確認済のイベントを見物に行こうと参道を仲見世方面へと歩く。
桜門。朱色の門。
最近気がついたのだが、昔から比べると色合いがだいぶ薄くなってきているように思える。気の所為なのかもしれないが、娘がその昔に七五三をした際にこの門前で撮影をしたのだが、そのときのような目に眩しい赤色の感じがどうも失われているように思える。赤色というのは自然界で劣化がかなり激しい色だと思っている。仕方ないことなのだろうが、色あせている感が否めない。桜門の解説を貼っておく。
その後、のんびりと賛同を人と逆走しながら歩く。
参道の両端には結構な数の石灯籠が並ぶ。
ここでは割愛するが、そのひとつひとつを「ある目的」のために確認しながら今日は歩いた。結局、お目当てのものには巡り会えなかった。
大鳥居近くにいくとイベントが開催中であった。
下座連の演奏が境内に響き渡る。なかなか良い感じに音が響く。
ひとしきり下座連の演奏を楽しんだ後、いつもと違うルートを歩いて帰ることにした。
参道旧道方面である。
どちらかというと観光客の人が歩くというより、地元の人たちの生活道路的存在なところもある。
本殿前を抜けて行く。
いつの間にか、こんなところがお正月仕様になっていた。
おみくじや絵馬を奉納する場所が作られていた。
奥参道から旧道へとつながる細道を分け入る。
木々の間を抜けるこの道も、昔から多くの旅人が歩いた道なのだろうか。
そんなことを考えながら、いつもと違う道を歩くのも良い。
ここはまだしっかりと整備されていて歩きやすいが、この後に行く道はそこそこアドベンチャーな感じになっていた。
木漏れ日が実に心地よい道である。
さらに細い道も突入してみる。
ここにも、今日自分が探しているものは見当たらなかった。
あとは旧道を駐車場へ帰るのみ。
誰も通らない旧道。
地面は一応舗装がされている。かなり荒れてはいるが。途中で風の音に耳を傾ける。
ふと、この領域では「神」の存在を意識する瞬間がある。
手がかじかんだのは今季初である。
「寒い」と思って着込んでいくと、絶対に汗を流すことになるので、決め打ちはせずに薄めのウインドブレーカーを1枚、バックパックに入れて次は挑もう。