2021/12/12(日)晴れ 記憶の備忘録。午前中にウォーキング参拝、古いもの考察、買い出し、午後から昼寝。

2021/12/12

日記

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 明日から仕事な日曜日。

日曜日に罪はないが、どうしたって日曜日は憂鬱になる。
かと言って土曜日が充実した休日になるか?と言われると、いやいやどうして土曜日はその週の疲れが出やすくなかなか内容を濃くできることは少ない。

その反動から、日曜日が割とアクティブな1日になりがち。
今朝は昨晩から継続作業があり、横になったのは午前5時過ぎだった。




朝8時ごろ起床。

遅く横になっても必ず目が覚める悲しさよ。
1日を後悔しないギリギリの起床時間である。
ロカボクロワッサンと豆乳を朝食に、「なにかしないと・・・」という強迫観念の1日が始まる。とりあえず、買い出しをしながら鹿島神宮へとウォーキングに出掛ける。


日曜日だが人の多さはほどほどにある。

駐車場のほとんどが他県ナンバーの車で、自分が到着した時点で5割り程度が埋まっていた。
歩くとき必須なのがiPod。
社内でWiFiルーターをセッティングしてラジコを起動して耳元を潤し、ノルディックポールを用意していざ出陣。


いつもの光景、いつもの空気。

御手洗の池を横目にいざ参拝。
いつもの光景であり、いつものひんやりともすっきりとも言える空気感。


秋も深まり、木々の紅葉は最終段階に移りつつある。

空を見上げ、周りを見渡し、過去一週間で不足したなにかを心に充填しながら歩きだす。
そんな中、目に留まる新鮮な「赤色」に心をいっとき止めてみる。


暖色土色系の周囲の中、くっきりと浮かび上がる赤色。
穏やかなその表情はいつもと同じ。
ここで毎日、行き交う人を迎え見送る尊い姿である。

御手洗池の湛える水の清らかさのそれも、いつもと同じである。


さぁ、坂道を登り本殿に向かおう。



ひとけは少ないほうが個人的には好き。

時間がいつもより少し早いせいか、人の多さをそれほど感じることがない今日。

この先に本殿が鎮座する。
左右に広がる木々たちのトンネルをくぐり、歩を進めていく。
一歩ずつ、今日も来れたことに感謝しよう。


事前にお賽銭の準備をしておくと吉


ゆっくりと歩いても、割とすぐに本殿まで辿り着くようになった。
ポールを使って歩いているので、歩幅が広くなっているせいもある。
多少賽銭箱の前は渋滞するものの、まだ十分隙間はある。
だが、コロナ禍のご時世「ソーシャルディスタンス」は大事。
適当な隙間をキープしつつ、お参りをする。

自分はいつも端っこに陣取って、ゆっくりとお参りをする。

過去一週間何事もなく無事、健康に過ごせたことへの感謝。
先一週間何事もなく無事、健康に過ごせるようにお願い。
その他しあわせに対するお願いをする。
大切なのは、何事もなく無事過ごせたことへの感謝である。


まだ幾分、このあたりは木々が色づいているところが残っている。


正月を迎える頃には、すっかり落ち葉になり冬の景色になってしまうのだろうが。


浪漫を求めて帰り道。

お参りを終え、またゆっくりと歩いて道を戻る。
鹿島神宮には、歴史を感じさせるいろいろなものが、あちらこちらに点在する。
自分が浪漫を感じずにいられないもの「古いもの」がある。


こういう何気なく参道横にある石灯籠などにも、よく見ると「いつ」「どこの誰」が寄贈建立したなどの情報が掘られていたりする。
そういう情報を探し、当時のことを想像したり妄想したりするのが好きなのだ。





あまりに古いものになると解読不能なものも多くなるが、こちらの石碑などは割と状態もよく、文字も解読が容易である。

年号は「元文」。
西暦にすると1736年から始まる年号、今から285年前のものとなる。
江戸幕府将軍は徳川吉宗。あの暴れん坊将軍の時代である。

石碑の内容については割愛するが、割と判読しやすいので気になる輩はぜひ解読してみて欲しい。当時のことがきっと分かるはずである。

自分がこよなく惹かれるのは、この「物」が昔確かにここに生きていた人たちの息遣いを感じ取ることが出来るからである。


例えばこのような記念碑などの石碑でも良いし、前記した寄贈などの石灯籠などでも、なんなら古い無縁仏などの墓石でも構わない。
確かに今からさかのぼる昔、そこに生きていた人たちがいて、その人たちが残してくれたなにかに惹かれるのだ。今でも多く演奏されているクラッシック音楽もそれに似たようなものだと思う。音楽は耳から、これらの物は目や触覚から当時を感じとることが出来る

歴史上の人物などは、教科書でも年表などでも事柄を知ることが出来るが、我々に一番近いであろう一般庶民など普通にその時代を生きていた人たちのこととなると、なかなかその痕跡を辿ることは難しいと思う。そんな、ある意味「貴重」な情報が、意外にも身近な物に込められている不思議と驚き、喜びに浸れるすばらしさ

解読が難しい例も掲載しておく。

掘られた文字がすでに風化し、解読はかなり難航する。
それでも、この文字たちは、当然だが自然に掘られたものではなく、人の手によって掘られたものなのだ。その中にある情報量もそうなのだが、単純に人の手によって作られたものとしての醍醐味というか、そういう部分にも目を向けて楽しむことが出来る古いものもある。

考古学などというような難しいことではなく、単純にすごい昔のものがここにあるよすげー的に、ただ単純に楽しむのが好きなのである。


買い出しはクルマで行く。

帰りにはまだ早かったので、もうひとつ遺跡(城跡)に向かおうかと思ったのだが、それに行くと昼の時間が遅くなるため断念。
「城跡」と言ってもさまざまで、言われないとわからないものから公園として整備されているものまである。個人的には廃墟的な存在の前者が好み
今度、探して回ってみたい気もする。

近所のスーパーで買い出し。


毎日の食事に欠かせないサラダ用カット野菜、保存がきく充填豆腐、かさ増し用のこんにゃく、ペットボトルのお茶(今日の特売品)、乳酸菌補充のキムチ。
鶏のホワイトミールはまだ冷凍在庫があるので今日はまだ大丈夫。
近いうちに業務スーパーで仕入れることにした。

さすがにこれだけの荷物となるとウォーキングで買い出しとないかない。
言い訳になるかもしれないがクルマで買い出しにきた。
無論、こっちのほうが偉く楽ちんである。

駐車場にいるときに震度4の地震に遭遇。

クルマに乗っていたのでかなりユッサユッサと揺らされた。
Twitterで心配いただいた皆さん、お心遣い感謝。
最近、日本全国で地震多い。
大きな地震が来なければ良いのだけど、こればかりは自然相手なのでなんとも言えません。
言えることは、いつそうなっても良いように、備えられることは備えておきましょう、くらい。


見上げた空に、飛行機。
平和な1日だった。

今週は定例の通院あり。
もちろん血液検査もあり。
先月の結果が好転したせいで、今月は少しだらけている。
その結果が反映されないと良いが。


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プロフィール

プロフィール
「anijaism」(兄者ism)本サイト・ブログ管理者。職業:フリーライター。茨城県在住1970年製ビンテージ。既婚。若い頃は「理想」と「現実」の狭間で苦しむ日々を送るも、年齢を重ねるうちに「理想」を追い求めることと「現実」に対する諦めの境地に達する。それでも、毎日なにか「楽しいこと」はないものかと模索中。「今日死んでも後悔しない毎日を生きる」がモットー。

twitter@anijaism

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